2013年10月29日

バナメイエビの憂鬱

 私が初めてバナメイエビという存在を知ったのは、ほんの数年前の味の素の「冷凍シューマイ」だったか「冷凍ピラフ」だったか、その辺りは忘れたが所謂そういった商品のTVCMからだった。  SMAPの香取君が「海老がぷりっぷり!」みたいな感じに大袈裟に仰け反ってみせていたので、わざわざ海老の品種をCMで謳うのは何か特別な要素を含んだ主張をしたいのかなと、漠然とイメージしたものだ。やがて近所のスーパーにバナメイエビと表記されたものが普通に売られるようになると、頭無し殻付きのもので大抵100g/98円程度の価格なので「そうか、安いのが特徴なのか」と納得するに至った。  売られているのは常に解凍ものだが、ブラックタイガー等と比べても味的にはそれほど遜色無いし、調理において扱いやすくコストパフォーマンスはそこそこ高いと思った。ちなみに様々な理由はあるが、海老を頭無しで売っているのは「それなりに大きな声で言えない理由がある」ことは念頭に(^_^;)。  近年、EMS(Early Mortality Syndrome)という原因不明の障害の蔓延により、東南アジアを中心とする養殖海老の生産量がガタ落ちしているため、グラム当たり98円なんて安い海老は店頭からはとんと姿を消した。そんな流れの最中に先日の大阪ホテルグループの食材偽装事件で「本来は車海老のところを、バナメイエビをもって偽装した」なんて言われちゃった日にゃ、バナメイエビのイメージダウンはどれ程のものだろうと危惧してしまう。  べつに彼ら海老は高級食材を偽装する為の代替品として品種改良されてきたわけじゃないのに、何なのよこの言われようは…というところだろう。少なくとも今後味の素のCMでは「バナメイ」は禁句になるだろうねぇ。 ●生のバナメイエビ  マスメディアは生産者の事情など無視し、ネガティブな話題として好き勝手に取り上げる。大阪ホテルの事件から「バナメイは二流の海老」「トビ子はニセモノの象徴」「濃縮還元はジュースとはいえない」等々、基本食材のイメージを大きく失墜させたことは間違いない。  食材本来が有している価値に沿ったものではなく、全く別な次元の事件をキッカケにしてそれぞれ評価が変るというのは、言い方は変だが「純粋な風評被害」といえるだろう。この一点においては福島とは「生死に関わる恐怖」という要素が無いという部分で、大きく異なる。  大阪のホテルグループの社長は辞任の意思を明らかにしたが、数多くの食材生産業者への引責についての表明はおろか、気配りというか配慮の欠片などの一歳も無かった。こんな半端な姿勢をもってして責任を取れたと思ったら大間違いだが、マスメディアもキチンとその辺りを追求するつもりもないのは情けない。日本人の何%が日常において車海老を口にする事が出来るのか少しは考えてみろと言いたい。今すぐ「バナメイエビ名誉回復サルベージ委員会」を立ち上げなくちゃ! と、思うのですが、どうでしょう?


バナメイエビの憂鬱 проститутки выезд телефон пражская
шлюхи м отрадное.

индивидуалки г подольска индивидуалки москва 2011 индивидуалка новослободская
проститутки 2000 руб вьетнамские проститутки в москве



Posted by etybsgnpon at 03:40│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。